飛鳥:山之辺の道から奈良へ
【2015年3月20日山の辺の道、21日奈良東大寺二月堂】


【飛鳥:山の辺の道】

いちど歩いてみたいと思っていました。
久しぶりに大阪の母に逢いに行くついでに、
前日に出発、京都で近鉄に乗り換えて、
桜井駅でJR桜井線に乗り換え、午後1時JR三輪駅着。
ひと駅先の巻向(マキムク)駅までの
山の辺の道を歩きました。

ありふれた田舎道ですが、古い社や古墳があり、
神代の歴史を感じます。
天気も良くて春本番の花ざかりでした。


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山の辺の道(Webから引用)
周囲を小高い山に囲まれた奈良盆地。
古代、その東に連なる美しい青垣の山裾を縫うように、
三輪山の麓から石上布留を通り、
奈良へと通じる道がありました。
「日本書紀」にその名が残る、それが「山の辺の道」です。
山の辺の道沿いには、今も「記紀・万葉集」ゆかりの地名や伝説が残り、数多くの史跡に出遭え、
訪れる人を「古代ロマンの世界」へと誘います。



三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ):日本最古の神社
天照大御神が最初に祀られた神社だとか。
その後、何度かの遷宮を経て現在の伊勢神宮に落ち着いた。
よってこの地を「元伊勢」とも言うとのこと、三輪山が御神体。



山の辺の道は花ざかり



狭井神社の霊泉、御神体「三輪山」からの湧水



水琴窟
綺麗な水の音色が聞けました。


「山邉道」の道標
翌日、この構図が奈良駅で見かけた観光ポスターにも使われていたので
ちょっと感激。千数百年前の古代人もここを歩いていたんです。


みごとな桃の花



「玄賓庵」前の山の辺の道








貴船神社から奈良盆地と二上山の遠望、あの向こうが大阪平野



山の辺の道は続きます



春うららの山の辺の道



せせらぎと梅の花


黄色い花は遠くて名前が分からなかった








朝日に生える、いにしえの道




【奈良:東大寺二月堂への道】

中学校の恩師の墓が奈良町の近くにあるので、
高校生の頃から時々、奈良公園あたりに、
歩きに来ていました。

この道は大仏殿裏から二月堂に至る、
わずか300mほどの小道だけれど、
静かで風情があり
奈良公園では一番のお気に入りの場所です。

昔は崩れそうな土壁が続く古い道で、
本当に懐かしい風景でしたが、
最近はすっかり綺麗に整備されてしまって、
ちょっと残念。

時間によってはカメラを持った人が多いので、
午前中の早い時間がおすすめ。


大仏殿前から、手前左の脇道の眺め



東大寺大仏殿



大仏殿の左横、鹿の群れ




土壁
以前はかなり崩れていて、絵になっていたけれど、
このとおり綺麗に補修されて、ちょっと残念な気がする。







東大寺大仏殿裏から、ここを登っていくと二月堂、三月堂、四月堂





二月堂の下から振り返る、「左大佛殿道」の道標。



二月堂舞台から奈良盆地を望む。
左前方に大仏殿の大屋根、今日は春霞で生駒山は霞んでいた。



二月堂舞台から奈良盆地を望む。




二月堂境内
ここに来ると毎度、右の茶店「龍美堂」でわらび餅を食べながら
休息するのが楽しみです。



夏の時期は冷えたわらび餅だけれど、この時期は温かいわらび餅。
黒蜜にきなこがかかって、優しい甘さ。口直しの「行法味噌」も良い。



二月堂、早春のお水取りの松明はこの舞台で行われる。



この次に来た時は鹿せんべいあげようね


奈良公園の鹿