【9月26日(月)】
アルベロベッロ(世界遺産)

アルベロベッロ
聖人祭の前夜祭の賑わい

アルベロベッロは、今回の旅行で一番時間のゆとりが有ったところです。

前日(25日)の夕方まだ明るいうちに到着したので、自由に村を歩けました。
幸運にも「町の聖人祭」に当たり、25日夜は前夜祭で「ルミナリオ」を
見ることが出来ました。
日本の神戸や丸の内でも近年はやってますが、
イタリアが発祥の地だそうです。
広場でバンド演奏があった時は、身動きが出来ないほどの人出でした。

アルベロベッロは「トゥルッロ」と呼ばれる円錐型の屋根の集落が特徴で、
この屋根は4cmくらいの薄い石灰岩の板を積み重ねて作られています。
昔、住宅に掛けられるナポリ王国への税金(献上金)をごまかすために、
税吏が調査に来た時には、領主が命じてそのつど屋根を壊させる、
という悪政をやっていたそうです。

日本の飛騨高山「白川郷の合掌作り」と通じるところがあり、
白川郷と姉妹都市になっているそうです。

朝のアイア・ピッコラ地区
まだ実際に人が住んでいて、住民の皆さんはこれから働きに出かけるところでした。
そこを日本人観光客がぞろぞろと歩きます。


朝のアイア・ピッコラ地区


朝のアイア・ピッコラ地区


朝のアイア・ピッコラ地区
日本の「お地蔵様」のように、マリア様が祭ってありました。


アイア・ピッコラ地区から、向かいのモンティ地区を望む


アイア・ピッコラ地区から、向かいのモンティ地区を望む


モンティ地区
屋根の上の飾りは、その家をあらわす家紋のようなものだそうです。


モンティ地区の表通り
こちらはかなり観光化されていて、みやげ物屋や小さなバールになっています。
写真のクルマは日本のTV局の取材です。


トゥルッロの屋上テラス


みやげ物屋のおばさんと


お土産のパスタを品定め中



トゥルッロの屋上テラス


モンティ地区の町並み


モンティ地区の町並み


ペチュニアが白壁に映えて綺麗でした


珍しい双子のトゥルッリ(ふた棟続きのトゥルッロ)


モンティ地区の町並み
なんだか、昔のイタリアに来たみたいです


小さなバールでカプチーノ
(1杯1ユーロでした)


モンティ地区の町並み